
はぁぁ



何やってもうまくいかない・・・



けど、前を向かなきゃダメだよな



おいおい、お前さんよ



無理に前を向こうとするのは“逆効果”だぜェ?



えぇ、そうなの!?



けど、よく『下を向くな!前を向け!』とかいうし・・・



ああ、そいつァ“ポジティブシンキングの罠”ってやつだなァ



今日はそれについて話してやる



心して聞けェ
To Be Continued…
どうも、よでぃです。
今回は『ポジティブシンキングに隠された罠』について書いていこうかなと思います。
当記事は、以下の方向けの記事になっております。
- よく落ち込む
- ネガティブに考えがち
- ポジティブになろうとすると疲れる
この記事を読めば、人生が生きづらくなる理由を1つ解明できます。
ぜひ最後までお読みください。
それでは、どうぞ。
無理やりなポジティブシンキングは逆効果?


生きていれば、つい落ち込んでしまうときってありますよね。
仕事でミスをしたとき、人間関係がうまくいかなかったとき。
思い通りにいかない出来事に直面すると、どんよりとした気分に襲われ、ネガティブな思考に脳内基地が占拠されてしまうものです。



あのとき、もっとこうしていれば・・・
そんなとき、皆さんはどのようにして対処をしておりますでしょうか。
中には
「下を向いていちゃダメだ!もっと前を向かなきゃ!」
と、むりに前を向こうとしている方はいらっしゃいませんか?



ギクッ
確かに、下を向いているのは苦しいですし、世の中的にもポジティブでいるのが正解みたいな風潮はありますよね。
ですが、ハッキリといいます。
それ、“逆効果”です。
実は、どうしてもネガティブになってしまった際に、無理やりポジティブになろうとすることによって、余計にメンタルが傷ついてしまう危険があるのです。



いやいや、ポジティブでいた方がいいに決まってるやろがい



まあまあ、話は最後まで聞くがよろし
僕はこの無理やりなポジティブシンキングによって余計に心が苦しくなってしまう現象を、『ポジティブシンキングの罠』と呼んでいます。
では、そんな『ポジティブシンキングの罠』について、より詳しく解説していきたいと思います。
ポジティブシンキングに隠された“罠”とは
なぜ、無理に前を向こうとすることで、余計にメンタルが傷ついてしまうのか。
それは、『自分自身の本心を無視しているため』です。
ポジティブシンキングとは
「私ならできる!」
「俺なら大丈夫!」
などといった、前向きなイメージの考え方のことを指します。



もっと熱くなれよ!!!



地球温暖化が進むだろうが!!!



お、おっふ
もちろん、本心からそう思えているのであれば、なにも問題はありません。
ですが、本当は自信なんてないのに
「自分ならできる!」
と考えたり、本当は落ち込んでいるのに
「下を向いていてはダメだ!もっと前を向こう!」
と考えたりしてしまうと、それは本当の自分の気持ちを否定し、思考を無理やり捻じ曲げているのと同義なのです。



本当に前を向けているときは



いちいち『前を向いて生きよう!』なんて考えねぇからなァ
例えるなら、「もう頑張りたくない」と嘆いているのに、「うるせぇ!ちゃっちゃと働け!」と労働を強いられているようなものです。
そんな雑で鬼畜な扱いを受けたら、傷つきますよね。苦しいですよね。
それと同じことを、自分で自分の心に強いているのです。



まさに鬼畜の諸行・・・
ときに皆様、こんな経験をしたことがある方はいらっしゃいませんか?
「自分ならできる!大丈夫!」と自らを奮い立たせてはみたものの、なんだか逆に疲れてしまう。
そして、前向きになれない自分を責めてしまい、ネガティブな自分に逆戻り。
このように、正しい道だと思って歩んできたはずの道が、実は狡猾な罠であり、がんじがらめになってしまったかのような状態。
それこそが、『ポジティブシンキングの罠』でございます。



こいつが、生きづらさの正体の1つだぜェ



前を向いて生きようとすればいいってわけじゃなかったのか・・・
何を隠そう、実は僕も一時期この罠に引っかかってしまっていました。
かつての僕はとにかく落ち込みたがりで、何もかも否定から入らないと気が済まなくて、物事のマイナスな面ばかり見てしまう。
そんなネガティブの塊のような人間でした。



自分のことを責めないと気が済まなかったな
そのような自分を変えたいと思い、インターネットで
「ネガティブな自分を変える方法」
と検索し、最初にヒットしたのが『ポジティブシンキング』だったんですよね。
はじめのうちは、その記事に書いてあることを試してみて、なんとなくポジティブになれている気はしていたのですけれど、何かうまくいかないことがあるとまたネガティブな自分に戻ってしまう。
そんな“ネガティブスパイラル”から抜け出せずにいました。



Q. ポジティブになれない自分自身に対してどう思っていましたか?



A. ケツを蹴っ飛ばしてやりたい気分でした
では、そんな僕がいったいどのようにしてポジティブシンキングの罠から脱することができたのか。
続いてその方法について解説します。
ポジティブシンキングの罠にはまらないようにするためには


ポジティブシンキングの罠にはまらずに、人生を生きやすくするためにはどうすればいいか。
それは、『ネガティブな自分を受け入れること』です。
無理にポジティブになろうとするのではなく、ネガティブな自分も認めてあげる。
「下を向いてしまうときがあってもいい」
「落ち込んだっていい」
「自信がなくたっていい」
「できない自分がいてもいい」
そのようにして、あるがままの自分自身を、まるごと受容してあげること。それが大事です。



ネガティブな自分だって、“自分自身”であることに変わりはねぇからなァ
どんな自分のことも認めてあげられるようになると、だんだんと心に余裕が出てきます。
そして、心に余裕が生まれることで、無理に前を向こうとしなくとも、自然とポジティブな感情が湧いてくるようになります。
前を向きたいときは前を向く。下を向きたいときは下を向く。
それくらい自然体の自分でいたほうが、人生は生きやすいものです。



前を向くのなんて、落ち込み終わってからでも遅くはねェのさ



焦らなくてもいいのか・・・
ちなみに、この“ネガティブな自分も含めてどんな自分自身も受け入れてあげること”を『自己受容』といいます。
その『自己受容』について、以下の記事にて詳しく解説しております。


こちらですね。ぜひ併せてご一読ください。
まとめ


以上で、『ポジティブシンキングの罠とは何か』についての解説を終わります。
今回のまとめです。
- ポジティブシンキングは、ときに“逆効果”
- 無理に前向きな思考になろうとしなくてもいい
- まずはネガティブな自分を受け入れてあげることから
さいごに


最後までお読みいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか。少しでも皆様の心を軽くするお手伝いができたのであれば幸いです。
今の世の中って「ネガティブになってはだめ。ポジティブに生きよう!」という思想が強すぎる気がします。
もちろん前を向いて生きることは素晴らしいことですが、それだけに縛られてしまうと、かえってメンタルが疲弊してしまいます。
誰が何と言おうと、大切なのは“自分の本心”です。
あなた自身の心を守るために。ネガティブになってしまう自分自身も許してあげてくださいまし。



強くあろうとしなくたっていい



お前さんの弱さごと、ワイは愛すぜ?



せ、先生ぇ~!!!
本日のオススメ図書はこちら。
それでは、今回はこの辺で。



アディオス
コメント