
はぁ~あ



なんか最近、“自己肯定感”が下がってる気がすんなぁ



へいへい、お前さんよ



“自己肯定感”についてあまり詳しく知らないのに、その言葉使ってねェか?



いやいや、知ってるよ??



あれだろ?自己を肯定する感覚のことだろ??



そのまんまじゃねェか



そんなら今日は、“自己肯定感の本質”について話すとするかァ



心して聞けェ
To Be Continued…
どうも、よでぃです。
今回は『本当の自己肯定感とはいったいなにか』について書いていこうと思います。
当記事は、以下の方向けのものとなっております。
- 自己肯定感で悩んでいる
- どうしても自己否定してしまう
- ネガティブな自分を変えたい
この記事を読めば、自己肯定感についての理解を深めることができ、メンタルが安定しやすくなります。
ぜひ、最後までお読みください。
それでは、どうぞ。
自己肯定感の本質


『自己肯定感』
今や多くの人が口にし、そして耳にする、このワード。
今この記事を読んでいるあなたも、「最近、自己肯定感さがってるなぁ」なんてつぶやいたことがあるのではないでしょうか。
実際に、心理学や教育の本なんかを読んでいても
「自己肯定感を高めよう!」
「子供の自己肯定感を高めてあげよう!」
といった文面をしばしば見かけるほど、なじみのある言葉になってきているなと実感します。
ですが、この『自己肯定感』という言葉の本質を、皆様は理解していらっしゃいますでしょうか。
ただなんとなく、みんなが使っているから、とりあえず使っているという方も少なくないのではないでしょうか。



そ、そんなわけあるに決まってるだろ!!!



素直でよろしい
そこで当記事では、本当の自己肯定感について、とにかく深く、より深く、マントルよりも深く、解説してまいりたいと思います。
この本質を理解しているか否かで、人生の生きやすさが120度は変わるといっても過言ではない内容だと思いますので、どうかお付き合いくださいまし。



180度じゃないんかい



それは言い過ぎかなと思って



マントルどこいった
本当の自己肯定感とは


まず第一に、自己肯定感とはいったいなにか。
調べると、『自らの在り方を積極的に肯定することができる感覚』と出てきます。
肯定とは、“受け入れる”、“認める”という意味です。
すなわち、自分自身のいい部分もわるい部分も、どんな自分も自分自身であると認め、ありのままの自分を受け入れる感覚のことを指します。



Let it beってやつさ
この説明文だけだと理解しきれないと思いますので、よく間違えられるものと比較して深ぼりをしていきたいと思います。
“自信”と“自己肯定感”
1つ目に、『自信』と『自己肯定感』はよく間違われます。
自信とは、何かすらの“根拠”ありきで自分自身のことを認められる感覚のことを指します。
例えば
「仕事がうまくいったから自分はすごい!」
「今日は〇〇と〇〇を達成したから自分えらい!」
といった具合です。



“成功体験”の積み重ねってことか
一方で、自己肯定感とは、たとえ“根拠”がなくても自分自身のことを認められる感覚のことを指します。
上の例を真似るのであれば
「仕事で失敗をしてしまったけど、そんなときもあるよね」
「今日は特に何もしていないけど、自分オツカレ!」
といった感じですね。



生きてるだけで偉いってなァ
この自信と自己肯定感の違いにおいて最も大切なのが、自信は“失うときは一瞬で失ってしまうもの”であるのに対して、自己肯定感は“そう簡単に失われるものではない”という点です。
なぜなら、自信は“できない自分”に直面したときに失われるものであり、自己肯定感は“できない自分すらも”受け入れるものであるためです。
そのため、メンタルを安定させ、人生を生きやすくするためには、自信だけでなく自己肯定感も高めることが非常に重要なのであります。
“承認欲求”と“自己肯定感”
2つ目に、『承認欲求』と『自己肯定感』もよく間違われるので注意が必要です。
承認欲求とは、他人に認められることによって満たされていく感覚のことを指します。
例えば
「SNSでいいねがもらえた!」
「頑張りをほめてもらえた!」
などです。



ママ~!ほめてほめて~!!!



誰がお前の美人ママだよ



自己肯定感が高いママやな
一方で、自己肯定感とは、自分で自分のことを認められる感覚のことを指します。
例えば
「SNSでいいねがもらえなくとも、自分の心がいいねといえば、それでいい!」
「自分よく頑張った、今日は奮発しよう!」
などです。



いい意味で“自己満足”のようなものだな
承認欲求だけに自身の満足度をゆだねてしまうと、「誰かに認めてもらわなくちゃ」という強迫観念に縛られるようになり、人生が生きづらくなります。
ですが自己肯定感を高めることができると、自分で自分の心を満たしてあげることができるようになるので、メンタルが安定しやすくなります。
“自分を好きになる”と“自己肯定感”
3つ目に、『自分を好きになる』と『自己肯定感』も別物です。
自分を好きになるとは、自分のいいところを探し、それを認めることです。
例えば
「○○ができる自分が好き!」
「ポジティブな自分が好き!」
といった感じです。



世界一かわいいワイがだいしゅき♡♡♡
一方で、自分のいいところだけでなく、自分の欠けている部分や好きになれない部分すらも受け入れることができるものが自己肯定感です。
例えば
「できない自分がいてもいいか」
「ネガティブになってしまうときがあってもいいか」
といった具合です。



はぁ・・・今日のワイ、かわいくない・・・



けど、そんなワイもワイ!!!



なるほど、こりゃ無敵だわ
自分を好きになることばかりに縛られると、自分の認めたくない部分を否定してしまうようになるので、どうしても生きづらさを感じてしまいます。
そこで、自己肯定感を高めることができると、嫌いな自分すらも受け入れることができるようになるので、自分を責めてしまうことが減ります。
ですので、自分のことが嫌いだと思ってしまう人は、無理に自分のことを好きになろうとするよりも、自己肯定感を高めた方が効果的であるといえます。
自己肯定感が低い人の特徴


では、自己肯定感が低い人はいったいどういった人なのか。
その特徴は
- ネガティブを引きずる
- 自分のことを否定しがち
- 他人と自分をよく比較する
- 褒められても素直に喜べない
- 他人にどう思われるかばかりを気にする
- 他人に認めてもらわないと幸せを感じられない
などがあげられます。
一方で、自己肯定感を高めることができると、他人ではなく“自分自身の人生”を、“より穏やかな心持で”生きていくことができるようになるので、生きやすさレベルがグンと上がります。



人生なんてのは、自分が主役の物語みてぇなもんだからなァ
自己肯定感を高めるためには


では、いったいぜんたいどのように、自己肯定感は高めることができるのか。
自己肯定感を高めるための『NGな方法』と、『本当に効果のある方法』にわけて紹介していきたいと思います。
NGな自己肯定感の高め方
自己肯定感の高め方としてNGな方法とは、『前向きな自分だけを認める』というものです。
自己肯定感を高める方法で調べたり、本を読んだりしてみると、たいていの本に書いてあることは
「できた自分をほめてあげよう!」
「ネガティブではなくポジティブに考えよう!」
「ツラいときでも笑おう!」
といったものです。



まるでポジティブだけが正解とでも言わんばかりになァ
確かに、前を向くこと自体は素晴らしいことです。
自分に自信を持つきっかけになるし、何よりワクワクとした心持で生きていくことができるようになります。
しかし、人生は思い通りにいかないことばかりです。
ときに失敗し、ときに何をやってもうまくいかず、どうしても前を向いていられない瞬間だって多々あります。



ダメなときってとことんダメだよなぁ・・・
そんなとき、前を向くことだけがすべてであると考えてしまうと、落ち込む自分を責めるようになってしまいます。
「下を向いていちゃダメだ。もっと前を向かなきゃ」と、自らの本心を蔑ろにしてしまうのです。
ですが、ネガティブな自分だって、“自分自身”であることに違いありません。
無理に前を向こうとすることは、下を向いてしまう自分を否定しているのと同義です。余計にこころを苦しめるはめになります。



そりゃあ生きづらくもなるぜェ
なので、前を向くことは大事ですが、それだけに縛られてはいけないということを、どうか覚えておいてくださいまし。
本当に効果のある自己肯定感の高め方
自己肯定感を高めるための、本当に効果のある方法とは何か。
それは『自己受容』です。
自己受容とは、どんな自分のことも許し、受け入れ、認めることです。
“できる自分”を肯定するだけでなく、“できない自分”すらも肯定し、あるがままの、そしてありのままの自分を受容してあげることです。
「失敗してしまうときがあってもいい」
「ネガティブになってしまうときがあってもいい」
といった風に、後ろ向きな自分を少しずつ受け入れていってあげることで、前を向いて生きるための心の土台が築かれていくのです。



前向きな自分を肯定するだけじゃ、土台ができあがらねぇのか



その通り



だからいちど崩れると、とことん崩れちまうってわけよ
そして心の土台が完成すると、“自然と”前を向いて生きていきたいと思うようになります。
あとはその人生の流れに身を任せ、1歩ずつ無理をせず進んでいけばよいのです。
そんな『自己受容』について、詳しくは以下の記事にて解説しております。


また、自己肯定感を高めるうえで効果的な『自分を大切にする習慣』を以下の記事にて紹介しております。


ぜひ併せてご一読ください。
まとめ


以上で、『自己肯定感の本質』についての解説を終わります。
今回のまとめです。
- 自己肯定感とは、どんな自分も自分であると認められる感覚のこと
- 自己肯定感は、“自信”、“承認欲求”、“自分を好きになる”とは別物
- 自己肯定感を高めるうえで、前向きな自分だけを認めるのはNG
- 自己肯定感を高めるうえで、本当に効果のある方法は“自己受容”
さいごに


最後までお読みいただきありがとうございます。
こんなことを言ったら本末転倒かもしれませんが、自己肯定感の在り方に正解はないと僕は考えています。
今回紹介したものも、あくまで考え方の一例にすぎません。
大切なのは、『いかに自分で自分のことを認めてあげることができるかどうか』これに尽きます。
結局のところ、難しく考えすぎず、自己肯定感という言葉に縛られすぎず、生きやすいように生きるのがいちばんです。
皆様が、より人生に心地よさを見出せますように。僕の中の全細胞一同、心よりお祈り申し上げます。



お前さんは、お前さんであればいい



結局のところ、ありのままが最強なのさ、人間ってのはな



せ、先生ぇ~!!!
本日の参考図書はこちら
それでは、今回はこの辺で。



アディオス
コメント
コメント一覧 (1件)
僕も魔法の言葉「まぁいっか」よく使います!笑
子どもも3歳で「まぁいっか」を使うようになりました笑